ミノキシジルタブレットの内服を行うべきではない。診療ガイドラインより

季節の変わり目だからか、毛髪の抜ける量が増えている気がするmonoです。こんにちは。

「男性型脱毛症診療ガイドライン」というものが2010年に出されていて、これがmonoの心のよりどころだったのですが・・・。

すでに新しいバージョンの「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」が出ておりました。

・・・もう一年たってるやん。

 

ミノキシジルの服用を行うべきではない。

・・・もう一度言います。「ミノキシジルの服用を行うべきではない」。

しつこいようですが「日本皮膚科学会」によって出されたAGA(ハゲ)の診療ガイドラインによると、ミノタブ服用はダメとのこと。

そんなアホな。monoの第一選択肢が全否定されてますがな。

 

なぜダメなのか、その理由を聞かせてください、「日本皮膚科学会」様。

と思って論文をチェックしてみました。短い文章なので、あとで引用します。

 

ミノキシジルタブレットを服用するべきではない、その理由

調べてみましたが、ミノタブを内服するべきでない理由は、

服用による危険性が十分に検証されていない、ということに尽きるようです。

ミノタブを服用することに対する否定的な理由もいくつかあります。

まず大前提として、ミノタブ内服の有用性に関する臨床試験が実施されていないこと。

ミノタブ自体が、日本では認可されていないことや、

はげ(AGA)の治療薬として認可されている国はないことです。

 

また、診療ガイドラインにはこんな風にも書かれています。

医師が安易に処方したり、一般人が個人輸入で入手し服用することがあるので、

医薬品医療機器等法の観点から問題視されている。」

 

・・・「一般人が個人輸入で入手し服用することがある」って、おもいっきりmonoの事じゃないですか。

めっちゃ問題視されてます。どうしよう。

 

新たな心のよりどころはあるのか?

日本皮膚科学会から問題児の烙印を押されたmonoですが、そう簡単には引き下がれません。

人間というものは、自分のやっていることを論理的に否定されてもそう簡単には受け入れられないものです。

それで探しました。心のよりどころにできそうな一文を。そしたら一応あるではありませんか。

「多毛症以外のミノキシジル内服薬の副作用の報告は少なく」と。

その後には、重大な副作用が列挙されていたのですが、それは無視、無視。

なんせ、薄毛を気にするmonoにとっては「NO HAIR, NO LIFE」なのです。

ということで、ミノタブ10mg/日に増量中のmonoは自己責任でもう少し服用を続けてみようと思います。

これを読んでいる皆さんは絶対マネしないでくださいね。



 

脱毛症診療ガイドラインからの引用

・ミノキシジルの服用は有用か?

推奨度 D(行うべきではない)

推薦文 ミノキシジルの内服を行うべきではない。

解説:ミノキシジルの内服の有用性に関して臨床試験は実施されていない。

ミノキシジルは降圧剤として開発されたが本邦では認可されていない。

また、男性型脱毛症に対する治療薬として認可されている国はない。

それにもかかわらず、全身の多毛症を起こす副作用があることを根拠に、

医師が安易に処方したり、

一般人が個人輸入で入手し服用することがあるので、

医薬品医療機器等法の観点から問題視されている。

多毛症以外のミノキシジル内服薬の副作用の報告は少なく、

内服薬製剤の添付文書中の市販後調査欄に、

胸痛

心拍数増加

動悸

息切れ

呼吸困難

うっ血性心不全

むくみ

体重増加

などの重大な心血管系障害が生じるとの記載がある。

以上のように、ミノキシジルの内服療法は、

利益と危険性が十分に検証されていないため、

男性型脱毛症・女性型脱毛症ともに行わないよう強く勧められる。